THE SACRED LOTUS

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【閑話】ダンデライオン・椹の場合・2




 椹の辛辣な質問に一瞬、麻生は声を詰らせた。

《…………》

「LMEとしましては、いくら、京子にとって“恩”がある不破尚のオファーであっても、この程度の内容では、京子に限らず、うちの者を出すわけには行きません。これはLMEの意思です」

《それはっ!》

「大体、この程度で不破尚は“満足”しているのですか? それとも、この程度でも、不敗神話は崩れないと高を括っているのでしょうか?」

《……満足はしておりませんし、高を括っているわけではありません。ですが……あの、キョーコちゃん、いえ、京子さんはこの件について何と言ってるんですか?》

「……何故、そんなことをお聞きになるのです? 今、京子の意思は関係なく、LMEの意思と方針に合わない内容だと判断し、その真意を問うべく、今、私が問い合わせているのですがね?」

《……でも、京子さんもVIE・GHOULのお仕事よりは、うちの不破との仕事の方がよろしいのではないでしょうか? 仕事の内容に関わらず》

 おずおずとしながらも、はっきりとその言葉には微細な毒を感じ、椹はギュッと拳を握った。

「……それは、どう言う意味でしょうか?」


 ――脅しのつもりか。


 椹はスーッと目を細め、身構える。

 そして、一言でも彼女の言葉を聞き漏らすまいと耳を立てた。

《京子さんは未だにVIE・GHOULのレイノに付き纏われていると……椹さんはご存知でしたか?》

「……ッ!」

 その事実を聞いていない椹は息を飲む。


 ――確か、蓮は……二度と最上君に近づかないと約束を取り付けたと言っていなかっただろうか?

 クソッ! 確認を怠った自分自身に腹が立つ!


《だから、尚……いえ、うちと致しましても、円滑にVIE・GHOULのオファーを断れる口実を……》

「何か勘違いされているようですね?」

《え?》

「それは脅しか何かですか? もしくは越権行為とみなしますが? よろしいですか? 京子はLMEの所属タレントであり、アカトキや御社と専属契約を結んでいるわけではありません。京子の仕事の良し悪しを決め、取捨選択をするのは私の仕事です」


 ――何とも言えない、ねっとりした不快感。

 その原因が何処に起因しているか、椹には分からなかったが……不破サイドは“京子”をとても軽く見なしてしていることだけは嫌と言うほど良く分かった。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.07.24 執筆

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