THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode9-1~




 ローリィはある程度、蓮で遊んで気が済んだのか、少し、表情を変えるとキョーコをじぃーっと見た。

「あ、あの、社長さん?」

「……う~ん、その呼び方は納得できねぇな。俺はキョーコの父親になるんだぞ」

「えっと……」

「マリアがおじい様と呼ぶから、“お父様”にしておくか?」

「お、お父様、ですか?」


 ――何故だろう、私の中の“お父様像”と、社長では何かが違う。

 イメージから考えて、物凄くかけ離れている気がする……。


 一人悶々と悩むキョーコに、ローリィは更に追い討ちを掛けるような事を言った。

「何だ、不満か? それじゃ、“パパ”が良いか?」


 ――パパ?

 パパって言うイメージでもないけれど……お父様よりはイメージが……何故か、物凄い抵抗を感じるんだけど……。


 でも、さぁ、呼べと言う雰囲気のローリィに逆らえるキョーコではなく、思わず、真っ赤な顔をして、俯き……それも恐る恐る伺うようにローリィを見ながら言った。

「……えっと……パパ?」

 その瞬間、その部屋の空気が変わった。

「ッ!!」

「そ、それは止めてくださいッ!!」

「それだけは、絶対にダメです!」

 椹と松島が声なき悲鳴を上げ、社と蓮は咄嗟に叫んだ。

「社長、ご自分の容姿を考えてください!」

 蓮がそう言えば、松島が身を乗り出すようにローリィに詰め寄る。

「そうですよ! 京子さんに“パパ”なんて呼ばせるのだけは反対です! 危なすぎる!」

「全く、何を考えているんですか!? 最上君は17歳の未成年なんですよ!? しかも、タレント兼女優だと言うのに!! 外聞を考えてください!!」

 さっきまで“父親”としての立場から、キョーコの貞操を守る話を真剣にしていたはずの椹がそう叫ぶ。

「いくら、養子縁組をして親子関係になるとは言え……“パパ”だなんて……そんな不埒な呼ばせ方は絶対に反対です!!」

 冷静な社の言葉にキョーコ以外の全員が大きく頷いた。

「お前らなッ!」

 地を這うような声音に、ビクリと身体を震わせる。

「…………お前らが、俺の事をどう思っているのか、良く分かった。キョーコ!」

「あ、はい!」

「今後、俺のことは“パパ”と呼べ。それ以外で呼ぶことを禁じる!!」

「えっ!?」

「分かったか?」

「は、はい! しゃ……パパ」

 そして、ローリィは蓮たちを一人一人睨みつけると、フンッと鼻を鳴らした。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.07.27 執筆

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