THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode9-2~




 まぁ、話は脱線したがと、キョーコに何度もパパを呼ばせ、少しは機嫌が直ったローリィが言った。

「……」


 ――散々、脱線させたのは誰だよ。


 誰もがそう心の中で思っていたが、下手に突っ込むとまた長くなると思い、押し黙る。

 そして、キョーコはと言えば、一番の被害者であったために、グッタリとソファーにめり込む勢いで寄りかかっていた。

「話しは戻るがな、敦賀蓮と京子が付き合う条件が、京子のネームバリューと言うことなら、一つ、俺に考えがある」

「……どんな考えですか?」

 椹が身を乗り出すように聞けば、ローリィは満足そうな顔をして、立ち上がった。

「やっとこの時が来た!! 今より、 “世界にはばたけ!愛の使者プロジェクト!”を本格始動させる」

「……え!?」

 今まで黙っていたキョーコはローリィの言葉に逸早く反応した。


 ――え? それって……。

 確か、キュララのCMでデビューした私とモー子さんに対して、不満でぶちぶち言っていた良く分からないプロジェクト名だったような……?


 物凄く嫌な予感が湧き上がり、キョーコは思わず、引き攣った顔でローリィの顔を伺った。

 すると、満面の笑みと言うか、にんまり顔の、それはそれは満足と言うか、至福とでも言うような、そんな表情のローリィと視線が合い、キョーコの身体はビクリと震えた。


 ――イ、イヤ~~~ッ!!

 な、何か、社長さん……変なこと企んでるわ!!

 ど、ど、どうしようッ!?


「キョーコ、何だ、その顔は? ん?」

 ニマニマと笑うローリィにキョーコはただただ引き攣った笑みを浮かべるしかなかった。

「……と、ところで、社長。その“世界にはばたけ!愛の使者プロジェクト!”とは、具体的にはどんな内容のプロジェクトなのでしょうか?」

 何も言えないキョーコの代わりに、社がそうフォローするように問えば、ローリィはとても真剣な顔をして、その概要を話し始めた。

「そうだな、どこから話そうか? キョーコ、君は英語が堪能だったね?」

「堪能と言いますか、日常会話には困らない程度には……」

 思わず、チラリと蓮を見上げて答えてしまったキョーコに、蓮はにっこりと笑った。

「そうだね、とても綺麗な発音と、言い回しをするよね? 本当にどこで誰に習ったのかな? 気になるよね?」

「うッ……」

「蓮、お前は……まぁ、ここにいるのはお前の例のプロジェクトも知っているから構わんがな」

「だからですよ」

 にっこりと確信犯的な微笑を浮かべ答える蓮にローリィは大きな溜息を吐いた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.07.29 執筆

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