THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode9-5~




 固唾を呑んで見守る周囲を他所に、ローリィはサラリと再び爆弾を投下する。

「その映画はな、ジョン・イースト監督、脚本のアクション映画だ。ちなみに、主演はクー・ヒズリだ」

「え?」

「一種のスパイ映画で、三部作の長編映画になるそうだ。ちなみに、第一部の舞台はアメリカ。第二部の舞台は日本。第三部が再びアメリカに戻ると言っていた」

 そして、ニヤリと笑ったローリィは蓮を見つめた。

「その映画の第二部からの出演になるが、“敦賀蓮”、お前にオファーがあった。返事はお前次第だ」

 ハッとしてローリィを見た蓮と、蓮の顔を仰ぎ見るキョーコと社と、主任の二人。

「社長、それは……」

「今回は電話越しでの話しだったが」

「おめでとう、蓮。これで念願のハリウッド進出だな」

 そう言って笑うローリィに蓮はくしゃりと泣き笑いを浮かべる。

「後は正式な契約となるだけだが……まぁ、その話は後でするとして……キョーコ、君はその映画に出演したいと思わないか?」


 ――そんなの、出たいに決まっている。


 キョーコは決意を秘めて、ローリィを見た。

「出たい。私もその映画に出てみたいです。目の前で、先生の、敦賀さんの演技が見たいし、私も自分がどこまで駆け上がれるのか……試して見たい」

「良く言った、キョーコ」

 そして、その熱意を感じ取ったローリィは話を続けた。

「実はな、ジョン・イースト監督が手がけた初作品以外ヒロインは全て無名の女優だ。それは、彼の拘りなのだろうな」

「拘り……ですか?」

「そうだ。彼にとって、ぞれぞれの作品のヒロインたちは、彼にとってその作品における譲れない理想の女性そのものなんだそうだ。だから、下手に名前のある女優は使えば、そのヒロインに“自分の色”だけじゃなく、“有名女優の色”が上乗せされてしまう。それが我慢ならないと……いつかの取材で言っていた」

「……」

 その断固とした拘りにキョーコは目を見張った。

「だから、彼は映画を撮る度に無名女優を集め、何度も、何度も、オーディションを行なって振るいにかけている。それも自分が気に入った子が見つかるまで、数え切れないくらいに」

「つまり、今の私でも平等にチャンスがあると言うことですね?」

「そう言うことだ」

「やります、社長。私はその映画に出演するための努力は惜しみません。だから……」

「勿論、全面的にLMEはキョーコをバックアップする。松島も、椹も、依存はないな?」

「ありません」

「勿論です」

「あ、ありがとうございます! よろしくお願いします」

 深々と頭を下げるキョーコを蓮と社は微笑ましそうに見つめていた。

「そう言うことなら、BOX”R”もそうだが、気まぐれの降板についても早々にプロデュ……」

「ぎゃ~!! さ、椹さん! そのことは秘密ですッ!!」

 慌てて椹の言葉を遮るキョーコに周囲はきょとんとして見つめる。

 そして、逸早く我に返った蓮はキョーコに笑顔で詰め寄った。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 本日を持ちまして、無期限活動停止とさせていただきます。
 詳しくはinformationの、2011/07/29 無期限で活動停止します。を参照してください。



 天音蓮華
 2011.08.04 執筆

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