THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・10



 社に誘われて、まずは“敦賀蓮”と合流すべく、タクシーで待ち合わせ場所でもあるテレビ局へ向った。

「……あれ? どうしたの、最上さん?」

 何も知らない蓮は、社と共に現れたキョーコに目を見張った。

「今日は椹さんと会議があるって言ってなかったっけ? 新しいオファーの件で」

「そうだったんですけど……」

「……何かあったの?」

 困惑気味に、曖昧な返答をするキョーコに蓮は心配そうに顔を覗きこんだ。

「それが……私も現状を把握していないと言うか、理解出来ていないと言うか……」

「何か、そのオファーのことなのかな? 椹主任が珍しく怒っていてさ……社長と話があるから、今日は帰って良いってキョーコちゃんに言ってたんだ。だから、予定が無いなら撮影見学に来ないかって誘ったんだ、俺が。勿論、キョーコちゃんの後学のためで、全くもって他意はないぞ」

 ニマニマとシャチ猫のような笑みを浮かべながら、そう社が言うのを、蓮は複雑な気持ちで見つめた。

「……そうですか。ところで、そのオファーってどんな内容だったの?」

「うッ!」

「あっ!」

 キョーコと社の不自然な反応に蓮は目を細めて二人を見つめた。

「で? 誰から、どんな内容のオファーだったの?」

「……」

「最上さん?」

「……えっと、敦賀さんがお気になさるような……」

「ん? 最上さん? 何かな?」

 物凄く綺麗な笑顔で追い詰めようとする蓮に、キョーコと社は真っ青になった。

「……あ、あのですね」

「うん?」

「その、あまり怒らないで聞いていただけたらなぁと思うのですが」

「つまり、俺が怒るような内容なのかな?」

「えっと……その、多分?」

 その瞬間、蓮の雰囲気が更に硬質した。

「ひッ!」

 恐怖に慄くキョーコを見て、蓮は心を静めるべく息を大きく吐いた。

「君がわかっているところだけで良いから、ちゃんと話してくれるね?」

「は、はい!」

 こうして、蓮の尋問が始まった。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.08.01 執筆

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