THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・11




 蓮の高級車の中は、実に寒々しい空気が流れていた。

 その中でキョーコは泣きそうになりながらも、自分が知りうる限りの状況を蓮に説明を必死に開始する。

 曰く、ミロクが突然尋ねてきたこと。

 そして、新曲のPVに出演してくれないかと頼みに来たこと。

 それが冗談などではなく、本当に正式に依頼されて驚いたこと。

 また、その依頼は京子だけじゃなくて、ラブミー部の三人にと言う話であること。

 それから、何故か不破尚からも新曲のPVの出演依頼があったこと。

 でも、その内容がお粗末過ぎて、椹さんと共に疑問、疑念を抱いたため、椹さんが確認の電話をしに行ったこと。

 本来なら、VIE・GHOULよりも不破尚を優先させるべきだが、こんな内容じゃLMEとしては受けられないと椹さんは判断していること。

 そして、電話直後、何故か不機嫌になった椹さんに、不破のオファーは断ったと言われ、この詳しい話は後日に回されたこと。

 そして、今日は帰って良いと言われ、社さんに誘われ、今、ここにいると話をした。

「そう言うことか」

「あ、はい。そうです」

「ねぇ、最上さん?」

「は、は、はい!」

「俺はさ、その……ミロクって言ったかな? VIE・GHOULのリーダーが尋ねてきた後に、俺と会ったのに、どうして、何も言わなかったの?」

「うッ! そ、それは……」

「それは?」

「それは……自分でも信じられなかったと言うのもありますし。その時は、最上キョーコでも、京子でもなかったから……い、言い出し難くって……」

「ふ~ん」

「…………う、嘘じゃありません!」

 後部座席から身を乗り出して訴えるキョーコをちらりと蓮は見た。

「その時は言えなくても、今までの間に……まぁ、話す機会はあったと思うんだけどね……そんなに俺って頼りない?」

「ち、違います! そんな事ありません!! 私は逆に……何かある度に敦賀さんに頼ってばかりいて……」

 徐々に尻つぼみになるキョーコに、蓮は苦笑いをこぼす。


 ――少し、追い詰めすぎたかな?


「俺としてはもっと頼って欲しいくらいだよ? 君の成長を誰よりも俺が楽しみにしてるんだ。だから、その手助けになるなら、どんなことでも協力するから、ね?」

「そんな……」

「遠慮はしないで。それで、それぞれのオファー内容をもう少し詳しく聞いても良いかな?」

「あ、はい。勿論です!!」

 気を取り直して、キョーコは依頼書に書かれていた内容を思い出しながら、蓮と社に説明し出すると蓮も社も不機嫌そうに唸るだけだった。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.08.03 執筆

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