THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・12




 話しながら、キョーコは機嫌が悪くなっていく蓮に焦ってしまう。

「なるほどね」

「えっと……敦賀さん?」

「不破尚、VIE・GHOULと言うのを抜きにして、同じ演技者の立場から言わせて貰えば……明らかに不破の方は……安直と言うか、駄作としか思えない内容だね」

「……私もそう思います。プリズナーの時とはあまりも違いすぎて……逆に本当に不破尚からの依頼なのかと思ったくらいです。それに、わざわざ他の事務所に人間に依頼するようなこともないと思うんです」

 忌々しさを隠しませず、キョーコが吐き捨てると社が苦笑いをこぼしながら同意した。

「確かにそうだね。アカトキは大きい事務所だし、それこそ、キョーコちゃんを指名するより、同事務所の女優なり、タレントなりを使ったほうが早いよね。ただ、本当にそんな内容でうちにオファーを出したと言うなら……不破側に何か他に意図する事があっただろうね」

「……意図、ですか?」

「例えば、VIE・GHOULの動向を知ったから、慌ててキョーコちゃんにオファーをしたとか?」

「え? でも……」

「社さんの言う通り、それならありえるかもしれませんね。そのリーダーのミロクが、テレビ局にいた君を直接訪ねてきたんだろう? それもカフェで話をしてたわけだし……」

「あ、そうですね」

「もしかしたら……不破本人は……ないにしてもだ。もしかしたら、不破のスタッフとかに見られていたのかもしれない」

「……確かに、そう言うことなら納得できます」


 急な不破尚からのオファー。

 それも、“お粗末”な内容。

 つまり、予定を無理矢理変更して、急遽、考えられた依頼内容だったと言うなら、確かに納得できる。


「恨みや嫌悪があるのは分かりますが、そこまでしてVIE・GHOULに嫌がらせがしたかったんですかね? でも、その嫌がらせに、また私を巻き込もうとして……本当に腹が立ちますよ」

 憤慨しながら言うキョーコに、蓮と社は目を見合わせ、そっと苦笑いをこぼした。


 ――イヤ、その認識間違ってるから。


 二人はそう言いたかった。

 だが、わざわざ“訂正”する必要もなく、二人はそ知らぬ顔をして、キョーコに同意した。

「子供、子供だと思っていたけど……ここまでとはな。彼のマネージャーやスタッフ達は何を考えているのか……LMEじゃ考えられないことだよ」

 そう言いきった社の台詞に、蓮も頷いた。

「本当に不破君にも困ったものだね。君を使ってVIE・GHOULに“嫌がらせ”だなんて……ある意味、この世界を……いや、仕事自体舐めてるとしか言いようがないよね」

「本当ですよ!! あのバカのことだから曲作って、歌うっている時だけが仕事だと思ってるのかもしれません」

 キョーコの言葉に社がうんうんと頷き返す。

「本当に彼はこの世界を舐めきっているんだろうね。でも、そう言う人間は……そのうち、痛い目に合うと思うよ?」

 蓮の言葉にキョーコは懐疑的な視線を向けた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.10.01 執筆

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