THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・19




 ――凄く興味深かった。

 スタッフ全員が自分の役割と言うモノを理解し、テキパキと無駄のない動きで、そして、何より、自分の仕事に誇りに思っているのだと、まだまだ新人、否、素人当然に近い“京子”の目からしても窺い知れたからだ。

 だから、キョーコは全てから目が離せなかった。

 ドラマの現場、スタッフ達とはまた違う空気が、熱意が新鮮で心の奥底からワクワクして、本当に楽しく、勉強になる一時を過ごしていた。

 そして、撮影終了の合図が耳に届くと、キョーコもまた無意識に大きく息を吐き出していた。

 いつの間にか、現場の雰囲気に同調していたのか、自分でも知らず知らずのうちに緊張をしていたらしい。

 そんな自分自身にキョーコは苦笑いこぼす。

「やぁ、キョーコちゃん。どうだった? 何かの参考や、演技の勉強になったかな?」

 にこにこと笑顔で近づいてきた社に、キョーコは満面の笑みで頷いた。

「はい! とても勉強になりました! 私はドラマの撮影や、バラエティの現場とか、本当にTV関係の仕事しか知らなかったので、色々と新鮮で!」

「それは良かった。そう言ってもらえると、お兄ちゃんとしても連れて来た甲斐が合ったよ」

 くすくすと笑う社に釣られ、キョーコも同じように笑っていると、少し、拗ねた様子を見せる蓮が二人の間に入る。

「……何か二人だけで楽しそうですね。何を話しているんですか?」

「あっ! 敦賀さん! お疲れさまです」

 ニコッと笑顔で蓮を労うキョーコに蓮もまた微笑み返す。

「うん、ありがとう。それで?」

「……それで?」

「何を楽しそうに話していたのかな?」

「あ、それはですね。ここは、ドラマやバラエティの現場とはまた違った感じで勉強になって……本当に敦賀さんと社さんに連れてきてもらえて良かったって話していたところなんです!」

 余程、嬉しかったのか、少々、興奮気味に話すキョーコに蓮もまた嬉しくなって微笑む。

「そう」

「はい! 本当にありがとうございました」

 えへへと笑うキョーコに、思わず、手がワキワキ動きそうになった蓮は慌てて、腕を組む。

 そんな様子をニマニマしながら観察していた社だったが、そろそろ衆人の目が気になりだしたので、蓮に早く着替えて来いと促す。

 蓮もまた状況を察したのだろう素直に応じると、先に駐車場に向っていてくださいと告げとスタジオを後にした。

 社とキョーコは撮影スタッフ達全員にお礼と挨拶を述べると、蓮と合流すべく駐車場へ向った。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.10.23 執筆

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