THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・21




 キョーコと社は困ったように携帯を見つめ、そして、蓮に視線を戻す。

「……あぁ、ちょっとな、キョーコちゃんの携帯に不審な着信履歴があって困惑していたところなんだ」

「不審な? 最上さん、俺にも携帯を見せてもらっても良い?」

「あ、はい。どうぞ」

 差し出した携帯を蓮は受け取ると、社と同じように着信履歴をスクロールしていく。

「着信数が48件、着信履歴はざっと見ただけだけど非通知で埋められてる。それも五分と間を置かずに……異常だろ?」

「……そのようですね。社さん、事務所に報告は?」

「いや、これからだ。キョーコちゃんも、今、気が付いてね……」

「……あっ!」

「蓮、どうした?」

「1件だけ非通知じゃない着信履歴を見つけました……最上さん、この“麻生 春樹(あそう はるき)”って、どこの誰なのかな? 簡単に男性に携帯の番号を教えるのは感心しないけど?」

 かなり機嫌が悪くなった蓮にキョーコはたじろぎつつも、“ち、違います!”とキョーコは絶叫した。

「違う?」

 どこから話したら良いのかとオロオロとしながらも、キョーコは蓮に必死に訴えた。

「その、“あそう はるき”さんじゃなくて、その方は“あさみ はるき”さんとおっしゃって、その、不破尚のプロデューサーで、緒方監督の幼馴染で、あの、あの、男性じゃなくて、ナイスバディーの女性なんですぅぅぅ!!!」

「……」

「……」

「嘘じゃありません!」

「……そう、女性なんだね?」

 もう一度、確認するように、念を押すようにキョーコに詰め寄る蓮に恐怖を覚えながらも、何度も何度も首を縦に振る。

「本当にじょ、女性なんです。信じられないなら……緒方監督に確認してくださいぃぃぃ!!」

「……わかった、信じるよ。ただ、問題はこの非通知だね」

「……はい」

「心当たりは?」

「……ありません」

 項垂れるキョーコを蓮と社は痛ましく思い見つめると、また、49件目の非通知による着信を知らせる振動が響いた。

 思わず、顔を見合わせる三人。

 そして、蓮はさっと通話ボタンを押した。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.10.28 執筆

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