THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode2-5~




 初対面の母親の代理人。

 それだけで緊張する相手だと言うのに、その代理人はキョーコに好意的ではないと、その厭わしい視線だけでキョーコは理解した。

 また、代理人は代理人でキョーコを値踏みするように見た後、面白くなさそうにフンと鼻を鳴らすと吐き捨てた。

「流石、中学卒業と同時に不破松太郎、いや、今は“不破尚”と言った方が正しいのかな? その不破尚と駆け落ちし、上京した娘だ。芸能界一と呼び名が高い敦賀蓮を誑し込むのもお手の物と言うことか」

 そう嘲るように言う代理人に、キョーコは怒りが沸く。

 そして、反論しようと口を開きかけた時……。

 蓮が口を塞ぎ、押さえ込んだ。

 母親である冴菜、そして、不破尚に引き続いて、この男もまた、“最上キョーコ”を不当に傷つける存在だと、一瞬で認識したからだ。

 だから、咄嗟にキョーコの口を塞ぐと、彼女と目の前の“敵”とが出来る限り接触できないよう、反射的に防御体勢を起こしたのだ。

「彼女に謝罪を! 大体、貴方のほうこそ、最上さんの母親の代理人だとおっしゃるからには、彼女の状況を把握していたのではないのですか? それなのに彼女が不破と駆け落ち?」

 冷たい視線で代理人を睨む蓮。

 代理人の発言と、温厚で知られる敦賀蓮の刺し殺すような冷めた視線に両主任が目を白黒させている。

「馬鹿も休み休み言ったらどうです? 彼女は不破に利用され、搾取され続けてきた」

「……」

「あれを駆け落ちとは言わないでしょう……恋人関係でもなく、そもそも、二人は対等の関係ですらなかった。現に、彼は……不破尚は、最上さん本人に、“家政婦として連れてきた”と断言しているんですよ!! 自分がデビューするまでの間、自分の生活の全てを面倒見させるためだけに、毎日、毎日、働かせ、家事をやらせ……搾取し続けた。それのどこがッ!」

「そうかな? 私はそう思っていない。現に、最上キョーコは……いや、女優の京子は不破尚のPVに出てから、大きな仕事を立て続けに手にしているでしょう」

「何?」

「キョーコが不破尚に強請って手に入れた仕事なのか、それとも、不破の憐憫で“京子”に与えた仕事なのか、その辺りは定かじゃありませんがね……持ちつ持たれつと言うところでしょう」

「ふざけるなっ! 彼女はッ!」

「れぇ~ん、温厚紳士の仮面が外れているぞ♪」

 場違いのおどけた口調の社に、蓮は思わず、睨みつけてしまった。

 ――こんな時に! 社さんはッ!!

 思わず、そう思ってしまった。

 だが、そこで見たのは、普段の揶揄う時に見せるニヤけた社の顔ではなく、冷徹なマネージャーとしての顔があった。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 何か、今日は頑張った気がする。(笑)

 天音蓮華
 2011.05.29 執筆

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