THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・25



 直接、キョーコが不破に携帯の番号を教えたわけではないとなると、どこから漏れたかと、そこに焦点が絞られた。

「不破の関係者には?」

「……プロデューサーの麻生春樹さんだけです」

「……プロデューサーの麻生さんか」

 忌々しそうに椹はつぶやいた。

「どう言う事情で彼女に教えたのかな。もちろん、教えた事を咎めているわけじゃない。相手は君にとっては畑違いとは言え、プロデューサーだ。それも君にとっては転機となった仕事を指名してくれた相手だとわかっている」

「はい」

「教えて欲しいと言われれば、君が断れないこともわかっている。ただ、どう言う状況で、彼女に教えることになったか知りたい。例えば、携帯の番号を教えている時、近くに不破はいたのかい?」

 椹の質問にキョーコはきっぱりと首を振って否定した。

「いません。あの時は……病院で」

「病院?」

「はい……えっと、番号を彼女に教えたのはDMの制作発表の日です。緒方監督が倒れられた後、一時、私が付き添って……」

「あぁ、覚えている」

 その日の事を蓮も、社も、ローリィも、椹も思い出していた。

 過去とてつもない記録を出したドラマのリメイクと言う事もあり、その日はどこもかしこもDMの制作発表に注目していた。

 そんな中、突然倒れた緒方監督。

 忘れはしない。

 誰もが混乱し、慌てふためいた状況になった日のこと。

「その場で緒方監督に付き添えるのは、一番下っ端で、他に仕事がなかった私くらいで、それで、病院まで付き添っていたんですが」

「あぁ、そう言うこともあったな」

 椹は腕を組み、眉間に皺を寄せて、その時の事を思い出していた。

「その時、緒方監督が運ばれた病院に麻生さんが来たんです」

「あぁ、確か、二人は幼馴染と言う話だったか」

 ローリィはふむと頷いた。

「はい、そうおっしゃっていました。それで、その時に携帯の番号を交換しました」

「そうか。その時なら不破に番号を知られることがないはずだな」

「はい」

「考えられるのは、彼女が不破に番号を横流ししたか、不破が情報を盗んだか……と言うことだと思うんですが」

 社の推測に、最もありそうだとローリィも椹も、そして、蓮も渋面を作り、考え込んだ。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.11.10 執筆

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