THE SACRED LOTUS

CP二次創作小説サイトです。 BLは含まれません。

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

ダンデライオン・26




「……どちらにしてもだ。あの不破の態度では……直接、最上君のところへ乗り込んできそうだな」

 最悪の想定を思い浮かべ、ローリィは眉間に皺を寄せる。

「そうですね」

「護衛とまで大げさなことは言わんが……うちのセバスを一時、最上君に付けるか」

「彼をですか?」

「あぁ、だが、問題が一つ。今、ヤツは俺の用で海外に行っていてな……早くても明後日の帰国なんだ」

「では、問題は明日と言うことですか?」

 蓮がそう問えば、ローリィは重々しく頷いた。

「一日だけなら、社さんが最上さんに付くことはできませんか?」

「社をか?」

「はい。一日だけなら俺一人でも何とかなりますし」

「あ、あの!」

「ん? 何だね、最上君?」

「私なら一人で、大丈夫ですし、敦賀さんや社さんにご迷惑を……」

「最上さん、迷惑じゃないから。それに、これは例えばだけど、下手に不破に絡まれて、怪我でもしようものなら、そっちの方が俺たちにとっても、BOX”R”のスタッフにとっても迷惑な話なんだよ」

「……おい、蓮……」

 バッサリとキョーコの意見を切り捨てる蓮に社は慌てた。

「……あ、すみません。私……本当に考えなしで……」

「謝らないで。最上さんが悪いことなんて何もないでしょ? それに、これは俺の事情でもあるんだ」

「敦賀さんの?」

 自分の考えの至らなさに落ち込んでいたキョーコだったが、自分のこの状況にどうして敦賀さんの事情が関わるのかと、驚きで顔を上げる。

「そう。“カインと雪花”は極秘事項だって忘れてない? この秘密を守るためにも、君にはこの事情を知る誰かが付いているのが好ましいんだ。それに、社さんは当然だけど、社長秘書の彼もこの件は知っている。だから、これ以上の適任はいないと俺は思うよ?」

「あ、そうですよね」

「それに不破は結構執念深そうだからね……下手するともっと悪辣な手法でストーキングしかねないだろう。そうなると必然的に“カインと雪花”が困ったことになる」

「あっ……確かに……」

「と言うことで、明日一日は社が臨時に最上君に付くとして、それ以降はセバスをつけると言うことで合意として良いな?」

「はい」

「あ、あの、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします」

 キョーコは立ち上がり、皆に深々と頭を下げた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.11.11 執筆

 スキビ☆ランキング


 PrevNext
スポンサーサイト
web拍手 by FC2

| ダンデライオン【完】 | 21:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。