THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・27



「おはよう、キョーコちゃん。今日一日、よろしくね?」

 にこやかに挨拶する社にキョーコは頭を下げた。

「はい。こちらこそ、よろしくお願いします。あ、あの、社さんにも、敦賀さんにもご迷惑をお掛けして、すみません」

 不破尚対策により、今日一日、社が京子のマネージャーとして付くことになった。

 その事でキョーコは社にも、そして、敦賀蓮にも心苦しく、重々しい気持ちが沸き起こる。

「そんな気にしないで? 俺も、蓮も迷惑だなんて思ってないから。逆にキョーコちゃんに何かあった時の方が(蓮が暴走して)困ることになるしね」

「今、何か……(不穏な心の声が聞こえた?)」

「ん? どうしたの、キョーコちゃん?」

「い、いえ、何でも。お言葉に甘えて、今日はよろしくお願いします」

「うん、お願いされました。それじゃ、移動しようか」

「はい」

 二人はタクシーに乗り、BOX”R”の撮影現場へ向うことにした。

「それでね、キョーコちゃん」

 タクシーの中で今日の予定と、今後の注意事項を確認し合う。

「はい」

「一応、椹さんから安南監督を含めた関係者には、この件について話を通してあるんだ」

「え?」

 キョーコは驚き、社を見上げた。

「こちらの不可抗力とは言え、ほら、彼は前科があるでしょ? 他人の現場にふてぶてしく乗り込んで傍若無人な振る舞いをする、傍迷惑な前科が」

「あぁ、そうですね」

 キョーコの脳裏には忌々しい記憶が蘇る。

「だから、前もって迷惑を掛けるかもと事情説明はしてあるんだ」

「はい」

「だから、まぁ、ちょっとって言うか、もしかしたら、嫌な噂が流れているかもと俺は予想しているし、そのせいで、キョーコちゃんが嫌な思いをするかもしれないと考えているんだ」

「はい」

「でも、キョーコちゃんが悪いわけじゃない。だから、前を向いて、胸を張って、毅然とした態度を貫いて欲しい」

「はい」

「君は“LME”の注目株の女優の一人で、敦賀蓮がその才能を買っている稀有な女優なんだ。だから、何があってもその事を忘れないで欲しい」

「はい、肝に銘じます」


 真摯に頷くキョーコに社は安堵の笑みを浮かべた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.11.14 執筆

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