THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・29




 ドラマの撮影中だと言うのに、その男はスタジオの扉を勢いよく開け放つ。

「キョーコ、テメェはどう言うつもりだ!?」

 その怒鳴り声にスタジオ内は一瞬、時を止めた。

 その事に安南は監督して怒りを覚え、その部外者に眉を顰めた。

 そして、スタッフに不機嫌に撮影ストップの合図を渋々出した。

 すると、今日の撮影は教室内と言う設定上、女子高生役の役者が多いためか、突然の訪問者に対し、あっちこっちから嬉しそうな歓声が上がった。

「……来たわね」

「ある意味、予想を裏切らない男ね」

「うわぁ、本当に尚ってストーカーだったのね」

「……尚に対する理想と現実が……イヤァァァァ!」

 忌々しげに呟くナツ。

 微妙に感心しているユミカ。

 呆れ返っているカオリ。

 自分の夢とか、理想とか、妄想といった乙女フィルターをが壊れたのか、頭を抱えしゃがみ込むツグミ。

「それで、ナツ……アレをどう料理するの?」

「……どうしようかしら? 本音を言えば関わりたくないのよね、面倒くさいし」

 ユミカの質問にナツは冷めた視線を不破尚に向けた。

「……あっ、社さんが動いた」

 ユミカの呟きにナツたちは社を注視する。

「……ねぇ、ナツ、彼って今日限りのマネージャーなんでしょ?」

「……どう言う意味? カオリ」

「あのさ、こう言っちゃなんだけど、社さんだっけ? 彼さ、結構、マネとしては若い方だよね? 何て言うか不破尚を上手くあしらうって言うか、ぶっちゃけ対抗できるの?」

 少し心配そうなカオリの問いかけに、ナツとユミカは目を見張り、そして、噴出した。

「ちょ、何が可笑しいのよ!?」

 こっちは心配しているのにと不満げに言うカオリにナツとユミカは顔を見合わせニヤリと笑った。

「カオリ、社さんの本当の担当って誰だか知ってる?」

「え? 本当の担当?」

「社さんはね、LMEきっての稼ぎ頭、敦賀蓮のマネージャーよ」

「うっそ!? それ本当!?」

 さっきまでブツブツと呟きながらしゃがみ込んでいたツグミは、大声を張り上げると、目を爛々と輝かせナツに迫る。

 流石に、その立ち直りの速さと言うか、余りの気迫と言うか、ナツはそんなツグミに気圧される。

「え、あぁ、うん。本当よ」

「すっごーい!! 敦賀蓮のマネがあんなに格好良いなんて!! うわぁ、良いな良いなぁ」

 少々夢心地のようなツグミをナツも、ユミカも、カオリも、呆れたように見つめた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.11.19 執筆

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