THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode2-6~




「あまり熱くなるなよ、蓮。それに、キョーコちゃんが苦しんでるぞ」

 咄嗟にキョーコを見ると、息苦しそうにもがいていた。

 慌てて、手を離すと私を殺す気ですか!?と涙目で訴えられる。

 ごめん、ごめんと謝る蓮だったが、場を弁えず、つい顔がにやけそうになる。

 それを察したのか、呆れたような大きな溜息と共に、社長が初めて口を開いた。

「とりあえず、お前ら。イチャついてないで座れや。話しはそれからだ」

 イチャついてません!と二人の抗議をあっさり社長は無視すると、件の代理人に顔を向けた。

「最上君と不破君の過去も気になるところだが、今は、置いておいてだ。まずは、貴方の“重要な用件”とは何なのか、お話願おう」

「私はまだ、敦賀君たちの同席を認めたわけじゃないんですがね……」

「最上君が望んでいるんだ。今更、一人や二人増えたところで、話の内容が変わると思えないが?」

「…………」

「当方としても、場合によっては、それ相応の対応を考えねばならないからな、早くして欲しい」

「仕方がありませんね。では、最上キョーコさん」

 さっきまであったキョーコへの侮蔑の色をなくし、“弁護士”としての顔に変わった代理人。

 キョーコはハッとして代理人と向き合う。

 そして、彼の言葉を待った。

「最上冴菜は娘である君を……最上キョーコを早急にどこかへ養子に出したいそうだ」

「…………えッ?」

「彼女と君との血縁関係は永遠に変えることが出来ない。だが、それ以外の全ての縁(えにし)を切りたいと、君との一切の接触を断ちたいと本人は言っている」

「……そ、んな」

 キョーコも、そして、その場にいる誰もが一瞬、自分の耳を疑った。

 何を言っているのか?と。

「同意してくれるね? そして、これが……君を養子にしても良いと言う奇特……失礼、心の広い方々の資料だ」

 そう言って、代理人はファイルから何冊かの資料を取り出すと机上の上に並べた。

 そこには、それぞれの家族写真と共に、家族の経歴などが記されている。

「この中から気に入った方を君自身に選ばせてくれるそうだよ。良かったですね」

 全く良かったなどと思っていないだろうに、代理人は無感動にそう告げた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.05.30 執筆

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