THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode3-1~




 ――全ての縁(えにし)を切りたい。


 その一言で、キョーコの頭の中は真っ白になった。

 そして、そこまで自分の事を嫌い、認めてもくれないのかと、そんな現実を突きつけられ、キョーコの中にあった“何か”が壊れたような音が聞こえた。

「……分かりました」

「最上さん!?」
「キョーコちゃん!?」
「最上君!?」

 一斉に驚きの声を上げる面々をよそに、代理人は晴れやかに笑う。

「流石に、今すぐに決めろとは言いませんが早急に結論を出して連絡をください。こちらが、私の連絡先です」

 そう言って、資料の上にポンと名刺を置く。

 それをキョーコがしぶしぶ手に取った。

「……もが、み、まさ、や? 最上?」

「あぁ、そう言えば、貴女に自己紹介をしていなかったですね」

「最上昌弥、冴菜とはハトコであり、今は夫でもあるんですよ。まぁ、私は婿養子ですけどね」

「夫? お母さん、再婚してたんですか?」

「えぇ」

「……いつ、ですか?」

「君が不破家に預けられた直後ですから、かれこれ十数年となりますかね」

「えッ? そんな昔……?」

 全く知らなかった事実に、キョーコは愕然とした。


 ――自分は本当に何も知らない。知らされていない。


 そう、いつだって自分が知るのは最後の最後。

 母にとって自分は本当に取るに足らない存在なんだと、改めて思い知らされた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.05.31 執筆

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