THE SACRED LOTUS

CP二次創作小説サイトです。 BLは含まれません。

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

ダンデライオン・50




 場の空気が読めていないのか、あえて、読んでいないのか、祥子はキョーコに詰め寄った。

「……今度の新作PVの件について……私たちは貴女に聞きたいことがあるのよ」

「……それは、今、この場で、お話ししなければならない内容でしょうか?」

 軽蔑の眼差しと共に吐き捨てる。

「わざわざ、BOX”R”の撮影中に乱入して、撮影を妨害してまで、話し合わなければいけないほど重要なことですか?」

「それは……」

「不破尚とっては重要なことだったのかもしれませんが、私や、BOX”R”関係者にとっては“どうでも良いこと”なんですけどね」

「……どうでも、良い?」

 唖然と呟く祥子にキョーコはえぇ、そうですよと答えた。

「敢えて言っておきますが、世界の中心は不破尚じゃないんですよ。そこのところ、ご理解出来ていますか?」

 ハッと笑うキョーコを祥子も、そして、尚も唖然として見つめた。

「大体、LMEが不破尚のPV出演を断ったからと言って、BOX”R”の撮影の妨害をする事に正当性があると貴女は言うんですか? しかも、未だに、私だけじゃなく、BOX”R”の関係者一同に謝罪もないって可笑しいでしょう。貴女は不破尚のマネージャーなんでしょう? 成人された大人なんでしょう? 大人として、常識として、社会人として、それはどうなんですか?」

「……でも!」

「でも? でも? それは“社会人”が使う言葉として正しいのでしょうか?」

「……」

「本当に呆れて物が言えないとはこう事を言うんでしょうね」

 そう吐き捨てたキョーコの肩を社はトントンと軽く叩いた。

「キョーコちゃん、ここから先は俺が引き受けるよ」

「……社さん」

「はい、お水。ずっとしゃべりっぱなしで疲れただろう。ほら、喉を潤しなさい。女優もまた喉が命だからね」

 ニコッと場違いな笑みを浮かべ、社はキョーコにペットボトルの水を渡した。

 そして、キョーコもまた安堵したように微笑み返し、水を受け取る。

「あ、ありがとうございます」

「どう致しまして。キョーコちゃんは少し休憩していてね。……と言うことで、ここから先は俺が相手をしますよ」

 社はキョーコに向けた温かみのある笑みとは違い、冷笑を称え、尚と祥子を見据えた。


――怒りと侮蔑と嫌悪しか感じないよ。

 全く、これが同じ男だと、同じマネージャーだと本当につくづく思いたくないね。

 それに、一体、“アカトキ”は何を考えて、この暴君を野放しにしているのか……LMEじゃありえないし、何より、呆れて果てて何も言う気がしないよ。


 社は改めて尚と祥子を交互に見て、苦虫を噛み殺した。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 キョーコちゃん、お疲れさま。
 そして、再び、ヤッシーのターン!(笑)

 年末年始について

 天音蓮華
 2011.12.26 執筆

 スキビ☆ランキング


 PrevNext
スポンサーサイト
web拍手 by FC2

| ダンデライオン【完】 | 21:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。