THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・53




「お言葉ですが、社さん。今ある、“京子”は全て“不破尚”のお陰なのではないですか? それなのに、“不破尚”を否定し、蔑ろにする方も……どうかと思いますけど?」

 もう我慢ならないと祥子は憤慨するように社に詰め寄った。

「礼儀正しい京子にそこまでさせた不破尚にこそ、過去から今の今までにおいて、大きな問題があっただけでしょう。自業自得ですよ」

「……そのようなことをおっしゃって大丈夫ですか? 不破尚に“京子”が勝てるとでも?」

「えぇ。十二分に」

 脅しとしか取れない台詞に、社はしれっと顔色一つ変えずに答える。

「……!?」

「確かに、現在の“京子”のネームバリューでは“不破尚”の足元に及ばないでしょう。でも……」

 社のいつになく苛烈な眼差しに尚と祥子は目を丸くし、驚きを示した。

「“不破尚”ごときがうちの“京子”を潰せると思うな」

「なッ!」

 社は吐き捨てた。

「やれるモノならやってみるが良い。先に脅迫してきたのは、そちらの方ですしね。こちらとしては……まぁ、どんな汚い手を使おうとも“京子”は“不破尚ごとき”に潰されはしないと宣言だけはしておきます。逆に……貴女方に忠告もしてあげましょうか」

「え?」

「京子に不要の手出しをした瞬間、“不破尚”のアーティスト生命も終わりだと」

「……な、んだと!?」

「脅迫するんですか、社さん!?」

 呆然と呟く尚と、金きり声を上げる祥子。

 それを無視して、社は淡々と離し続ける。

「……先に脅迫したのはそちらでしょう。こちらはあくまで専守防衛に徹する予定です。ただし、何度でも言いますが、うちの京子に手を出したら、不破尚を潰すためのカードを切らせていただきますから……躊躇なくね」

 社は冷たく吐き捨てる。

「そして、思い知るが良いですよ。“不破尚”が一体、“誰を”、“何を”敵に回したのかを」

「……それは、キョーコちゃんに手を出したら“敦賀蓮”が黙って居ないと言う事ですか?」

 虚勢なのか、それとも本心か、少し馬鹿にしたような物言いで祥子は言った。

 それを見て、社は呆れたように溜息を吐いてみせた。

「確かに、敦賀蓮“も”黙っていないでしょうね。蓮はね、誰よりも京子の才能を高く買っていますから。だから、京子の才能を潰そうという相手がいれば、蓮“も”黙っては居ないでしょう」

「……敦賀蓮“も”?」

「えぇ、敦賀蓮“も”、ですよ。言っておきますが、最上キョーコ及び京子の人脈は不破尚をはるかに上回っているでしょうね」

 そう言って社はクスクスと笑う。

「あぁ、それと不破君たちはこの世で一番怒らせてはならない人を怒らせたと言うことだけは肝に銘じておいてください」

「……れだよ、誰だよ! その一番怒らせてはならない人って! 敦賀蓮以上の大物ってどこの誰だよ!? どうせ、ハッタリだろ!」

 敦賀蓮の名前が上がった瞬間から、不破尚の態度が激変した。

 消沈していたのに、突然、憎悪すら感じるほどの強い眼差しで社を睨みつけた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 ・年末年始について
 ・年末年始の更新予定表

 本日から帰省しております。
 反応は激ニブですが、何卒、よしなに。

 天音蓮華
 2011.12.29 執筆

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