THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・54




 社は不破尚の敦賀蓮に対する子供じみた対抗心に嘆息した。


――蓮と不破尚じゃ、最初から格が違うって言うのに。


「ハッタリではないよ。それともう一つ忠告だ。この世で怒らせてはいけない人と、蓮以上の大物は別人だ」

「んだよ、それ! 誰なんだ!? 敦賀蓮じゃない大物って!」

「……大物については独自で調べてみたらどうだ? 一つヒントをあげるからさ、きっと面白いことが分かるはずだよ。キーワードは“京都生まれの京都育ち”。そう、君と同じ京都出身で、蓮も、そして、君もまだまだその“彼”の足元にも及ばない、そんな人物だよ」

 ニコッと社は柔和な笑みを浮かべる。

「……俺よりも有名な……京都出身者だって?」

「それとね、一番怒らせてはならない人物とは、うちの社長、ローリィ・宝田、その人だ」

「はぁ? 社長って……LMEのか?」

「そう」

「……俺はアカトキなんだけどな」

 そう言って馬鹿にしたように吐き捨てる尚を、社は冷笑を持って受け入れた。

 LMEとアカトキ。

 芸能界を二分していると言われている大手の事務所で、それぞれには芸能界を代表する才能豊かな人材が多数所属している。

 現在、その代表は誰かと問われれば、LMEなら敦賀蓮、アカトキなら不破尚と誰もが答えるだろう。

「事務所の力を使うってか? でも、残念だったな。俺はアカトキ所属だってこと、忘れてねぇ?」

「いいや、忘れていないよ。逆に君の方は重大な勘違いをしているみたいだ。LMEとアカトキ。芸能事務所と言う観点のみで見れば、そう規模は変わらない……君はそう思っているだろうね」

「はぁ? 現にそうだろうが」

「そう思う? そう思うなら君は好きに振舞ったら良いんじゃないかな。ただね、うちの社長を甘く見ない方が良いよ。あの人は……お祭り騒ぎが大好きで、勘だけで生きていると豪語しているふざけた人間に見えるけど……本質は冷静で冷徹な人だから」

「あぁ?」

「そして、彼自身の財力、人脈がどれ程のことか知っているかな? 彼が本気になれば……アカトキ程度は簡単に潰されるだろうね」

「な、んだと!?」

「ちなみに、既に君はローリィ・宝田の逆鱗に触れている。でも、彼は君と違って“大人”だからね。ま・だ・“怒りレベル1”程度の報復に留めてくれているよ。良かったね、アカトキの不破尚君。君が未成年(こども)だから手加減をしてくれているんだ」

「……ど、どう言う意味ですか!? 社さん!」

 祥子はようやく事態の重さを察したのか、真っ青になって社に詰め寄った。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 ・年末年始について
 ・年末年始の更新予定表

 天音蓮華
 2011.12.30 執筆

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