THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・56




「本当に君って言う子は……何も掛けるべき言葉が浮ばないよ」

 やれやれと社は肩を竦め、尚と祥子を一瞥した。

「それに何を言っても平行線のようだから、結論から言おうか。今後、一切の君からのオファーは受け付けないと、うちの社長自ら決定を下した」

「な、に?」

「それは京子だけじゃない。LMEに所属している俳優、女優、歌手、タレント、全てを含んでいる。また、今後、LMEはアカトキと距離を置くことになるだろう。そしてね、不破君」

「そんなッ!?」

 社が話した内容に祥子は驚愕し、更に青褪めた。

 だが、何もかもが遅い。

「君がどんな風に思い込んで、今日ここに来たのか、そんなこと知りたいとも思わないが、今回、君のオファーを蹴ったのは京子の意思は一切入っていないと言う事だけは伝えておくよ。全て、椹主任と社長の意思決定の元、断った話なんだ」

「……」

「だからこそ、君がこうやって乗り込んできたこと自体、明らかに“間違っている”わけだ。それに……」

 社はちらりとキョーコを見る。

「俺たちはキョーコちゃんに無理矢理、何かを“強制”なんてしないし、“洗脳”なんて物騒なことは勿論するわけがない。また、君のようにキョーコちゃんの弱みに付け込んで、“利用”だってしていないよ」

「……」

「キョーコちゃんは自由な存在だ。誰に虐げられるようなことはさせない――だから、俺たちを君のような屑と一緒にするな! 不愉快だ!」

 初めて、社は怒りを顕に怒鳴った。

「また、次、一言でもキョーコちゃんを、俺たちを貶める発言をするなら法的手段に訴えることになるだろう」

「ま、待ってください! それだけは!」

「……安芸さん、貴女は本当に無能ですね。今更、何だと? これは貴女たちの自業自得ですよ。訴えられるのがイヤだと言うなら、貴女がこの子供を黙らせなさい」

「……何だと!?」

「尚!! 黙って! お願いだから!」

「何でだよ、祥子さん!? コイツらに好き勝手言わせて良いのかよ!?」

「尚! 今は黙って!」

 尚は必死に自分の腕を掴んで、取りすがる祥子を見て目を丸くする。

 そして、尚は忌々しそうに舌打ちをし、祥子からキョーコへと視線を外した。

「…………なぁ、キョーコ。今回の断りにお前の意思が入ってないって嘘なんだろ? 俺は見たんだぜ!?」

「……何を?」

 社とキョーコは目を合わせると不思議そうに首をかしげた。

「キョーコが、VIE・GHOULの長髪と密会しているのを!」

「………………“密会”? えっと、キョーコちゃん? それは本当?」

 それは話に聞いてないぞと社は引き攣った顔でキョーコと見つめ合う。


――これもまた蓮の耳に入れられない内容になるのかなぁ?


 ちょっとだけ胃が軋むような気がした。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 ・年末年始について
 ・年末年始の更新予定表


 天音蓮華
 2012.01.01 執筆

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