THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode10-3~




 蓮の手の温もりが徐々に弱っていたキョーコに自信をもたらしていく。

「ずっと独りで耐え忍んできた君はもういない。何故なら、今の君には俺を含めて味方が大勢いるだろ?」

「……はい」

 蓮の言葉にキョーコの涙腺が緩む。

「独りじゃない。だから、キョーコ、君はもう大丈夫」

「……だい、じょうぶ」

「そう、大丈夫。キョーコなら出来る。君はもう誰にも負けないし、理不尽に傷つけられることはない。俺が保証するよ」

「……敦賀さん」

そう言って蓮は微笑みウィンクをする。

その茶目っ気にキョーコは勇気付けられ、ようやく笑顔を取り戻した。

「……はい」

 キョーコは胸元でギュッと拳を握る。

 そんなキョーコを蓮は愛おしそうに見つめた。

「だから、忘れないで」

「……」

「キョーコ、何か悩みを抱え困った時、寂しい時、悔しい時、辛い時、孤独を感じた時、思い出して。君の周りにいる人々を」

「敦賀さん」

「今の君には俺が、社長が、社さんに主任たちに、君の大親友の琴南さん、マリアちゃんに、天宮さん……それに、アメリカには君の大好きな“父さん”だっている。今のキョーコには大勢の味方がいる。皆、君の幸せを願っている」

「はい」

「だから、もう何も恐れる必要はないんだ」

 その言葉にキョーコは瞳を潤ませ、何度も頷いた。

「君の味方は大勢いる。もう君は独りじゃない。そうだろう?」

「……はい。私はもう独りじゃない」

 そう言ってキョーコは噛み締めるように呟く。

「……頑張ります。敦賀さんが、皆が応援してくれているってわかったから。だから、頑張れます。あの母親(ヒト)に自分の言いたい事、聞きたいこと……最後だって言うなら、全部、全部、言ってやります」

「うん、その意気だよ」

 蓮がそう言って微笑むと、キョーコもまた嬉しそうに微笑み返す。

 そんな二人を見守っていたローリィたちはそっと安堵の息を吐いた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2013.01.16 執筆

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COMMENT

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| | 2013/01/17 01:58 | |

>ミチ様

何度も足しげく通ってくださって、本当にありがとうございます。
今年は定期的に更新をしていけたらなぁと思っていますので、楽しんでくださると嬉しいです。
ミチ様も寒い日が続きますが、風邪など召されませんようにお気をつけください。

| 天音蓮華 | 2013/01/19 16:08 | URL |














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