THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode10-4~




 キョーコが蓮の言葉で自信を取り戻しつつあるのを見て、徐にローリィは“保護者”から“社長”の顔に戻した。

「……とキョーコが浮上したところで、次の問題に移っても良いか」

「次の……問題ですか?」

「あぁ。どうもな、キョーコは“問題児たち”に好かれ易いようだ」


――キョーコ本人も、また、蓮本人も十分“問題児”ではあるがな。


 ローリィは内心で呟きながら、憂鬱そうに米神に手を当てる。

「まぁ、あれだ。端的に言えば不破尚とVIE・GHOULのことだ」

 その瞬間、蓮の纏う気配が変わった。

 刺々しい雰囲気に社は思わず、手を胃に当て、溜息を吐き、初めて見る蓮のダークな空気に主任達が慄く。

 それを横目に確認しつつも、ローリィは社長として苦々しく切り出した。

「……社長、あの、あの馬鹿がまた何か仕出かしたんですか?」

 キョーコは蓮をチラ見しながら恐る恐るローリィに尋ねた。

「仕出かしたわけじゃない。まぁ、正確には不破尚本人と言うよりアカトキ(事務所)が、“不破尚が謝罪をしたいと言っている”と申し出てきてな」

「それは不破尚本人の意思でそう言って来たというわけではない?」

「さぁな。不破尚本人の意思も少しはあるかもしれないぞ」

「そんな馬鹿な」

 蓮はローリィのその言葉を一刀両断した。

「あの男がそのような殊勝な考え、態度をとるなんてありえませんよ」

 吐き捨てるように言う蓮にローリィは苦笑いをこぼす。

「俺だって微塵も信じちゃいないさ。だが、LMEとしても手打ちにするにしても、まぁ、妥当なタイミングだとは考えている」

「……そうですね」

 忌々しいと思っていながらも椹と松島も主任と言う立場上、その意見に同意を示した。

「こちらとしても大火になる前に収束はさせたいところですね。下手に騒げば、“京子”の傷にもなってしまいますから」

「そうだな。何よりアカトキとしては一秒でも早く火消しをしたいはずだ。どうやら、噂が噂を呼び、スポンサーとの契約が続々と打ち切りになっているらしいからな」

 そう言って、ローリィは哂った。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2013.01.19 執筆

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