THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode3-4~




 キョーコは昌弥の鋭い視線にビクリと身体を震わした、。

「全く、 “汚れ役”までして、売名行為がしたかったのかな? 正直、我々は怒りを通り越して、呆れ返っている。日の目を見ることなく、細々とやっているなら見逃してやっても良かったのだが、こう世間に注目されてしまえば、話は別だ。いずれ、君が問題を起こした時、我々にまで害が及んでは遅いと判断した」

「…………」

「いつだって君の存在は我々にとって害にしかならないようだね。ここまで君を育ててきた恩を忘れ、こう仇で返されるとは思いもしなかったと冴菜も言っていたよ」

「……私は」

 キョーコは反論しようと顔を上げ、昌弥を見た。

 だが、昌弥の思った以上の冷たい視線と言動に心が傷つき思うように言葉が出ない。

「反論は結構。君の意見を求める気は無い。そもそも、駆け落ち……あぁ、違うんでしたね。では、家出をし、我々の面目を潰したのは最上キョーコ本人であり、我々ではこれ以上、この娘を養育することは出来ないと結論付けました」

 もう何が言いたいのか、何がしたいのか分からなくなるキョーコ。

 それを痛ましく思う蓮がキョーコの手をそっと握る。

「……養育、ですか? キョーコちゃんは……彼女は現在、未成年でありながら、この業界で働き、そこで得たお金で学校の、養成所の授業料を賄っています」

 社もまた、見かねたように口を挟む。

「それに、貴方がたはキョーコちゃんを養育したとおっしゃるが、一体、何をしたと? 殆ど不破君の家に預けっぱなしだったのでしょう? それで、養育したとは可笑しな話ですね」

 蓮は社の言葉を受け継ぎ、これだけは言っておかねばと昌弥を見据えた。

 彼らは彼らなりの持論があるようだが、そんな馬鹿げた持論で大切なキョーコが不当に貶められ、傷つけられていくことが許せなかった。

「そもそも、貴方がたが言う“養育”とは何ですか? 幼少より不破家に預けっぱなしで、会いにも来ない。来ても、幼い彼女を詰るだけだった……違いますか?」

「君たちは何かを勘違いしているようだ。我々は確かに、直接、キョーコを教育してはいない。だが、キョーコには多くの習い事をさせてきたし、それに付随する金銭で不自由を掛けた事は一切なかったはずだ。こうやって責められる謂れは無い」

「そうでしょうか? そうは思いませんが?」

 蓮の言葉に、社も、両主任も何度も力強く頷きあった。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.03 執筆

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