THE SACRED LOTUS

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Fairy tale〜Episode3-8〜





「本来、誰もが知っているような、ささやかな幸せも、喜びも知らず、教えてもらうこともなかった。貴方がたが、どれだけこの娘ためにお金を使ってきたのか、今更、そんな事はどうでも良い」

「…………」

「何故、この娘を不当に傷つけるのです? 彼女に、一体、何の罪があると言うのですか?」

「我々は我々が出来る最善の事をしてきたと自負している。非難される覚えは一切ない」

 ここまで言っても悪びれる様子も無い相手に蓮たちは歯噛みし、理解した。


――彼らは何も分かろうとしないのだと。


「先ほどの養子の件なんだがね」

「……はい」

「最上君の養子先は、そこの資料の中から選ばなければならないのかな?」

「……どう言う意味です?」

「私が最上君を引取ろう」

「……貴方が?」

「ダメかね? 最上君はうちの将来有望なタレント兼女優であると同時、私の息子と孫娘の恩人でもある。その彼女が困っているなら、どんなことでしてあげたいと社長としてではなく、一個人として思っている」

「……そう言うことでしたら……。我々としてはキョーコがある程度の社会的地位にいる誰かに引取ってもらえれば良いので。それこそ、何処の誰に引取られようとね。では、早急にその手続きに移っても?」

「……君は……否、最上君、君はどう思う?」

「……私は……私は……社長にお願い、したいです」

 震える声で、それでも、見知らぬ誰かのところへ養子に行くよりは断然良いとキョーコは考え、頭を下げた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.05 執筆

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