THE SACRED LOTUS

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Fairy tale〜Episode4-2〜




「…………どう、して? どうして、誰も、私を見てくれないの? 愛してくれないの? どうして、私をお母さんは生んだの? 私は、何のために……生まれてきたの!?」

「最上さん……」


 ――ずっと、この娘は叫び続けていたのだろう。


 何故? 
 どうして?
 愛してくれないの?

 母を愛し、求めれば求めるほど、幼い頃から最上キョーコは傷ついてきた。

 そして、その傷を癒し、隠すために、何にでも一生懸命になってきたキョーコ。


「私はッ! いつか、お母さんが……私を見てくれるって、信じて……信じて、ずっと頑張ってきたッ!」

「最上さん」

「邪魔だと、いらないと、言われるのが怖かったから……なんでも自分で出来るようにって、頑張って、頑張ってきたのに……ッ!」

「……うん」

「いつだって、私には帰る場所も、居場所もなかったから……だから、少しでも、好かれたいって思って……板長に料理を教えてもらったり、女将さんの教えを受けて、お茶も、お花も、礼儀作法も……勉強して身に着けてきたのッ! 少しでも好かれれば“ここ”にいても良いって言ってくると思ったから……」

「うん、分かってるよ」

「初めて、生まれて初めて、お前が必要だって言ってくれたのは尚ちゃんだった……なのに、デビューして売れてきたら、あっさり私をいらないって……家政婦代わりでしか無かったって……そう言って、捨てたのよッ!」

「…………そう、だったね」

「ねぇ、どうして? どうして、誰も私を見てくれないの?」

「そんなことはない」

「……気休めは止めてください」

「気休めじゃないよ」

 ――そう、気休めなんかであるものか。

 他の誰がどう思うと、蓮にとってはキョーコこそがこの世で唯一無二の存在なのだから。、

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.08 執筆

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