THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode4-4~




 得も知れぬ恐怖で絶句する蓮をキョーコはマジマジと見上げる。

 そして、にっこりと微笑んだ。

「ねぇ、敦賀さん。そんな浅ましい私を、誰が好きになるって言うんでしょう?」

 そう言って、クスクスと笑い出した。


 ――ダメだ、ダメだ、ダメだ!


 このままだと、キョーコは壊れてしまう!

 何とかしなければッ!


「お願いだ、俺の話を聞いてくれッ!」

「イヤです。敦賀さんは優しいから、私を拒絶したくても出来ないでしょう? だから、何も……」

「良いから、俺の話を聞けッ!」

 思わず、敦賀蓮の仮面を殴り捨て怒鳴る。

 そして、両手でキョーコの頬を挟むと、視線を合わせるように固定した。

「…………」

「君が信じくれるまで、何度でも言うよ。俺は誰よりも君を愛してる。“昔”も、“今”も誰よりも君を必要としているし、常に俺の傍らに居て欲しいと願っているよ」

「嘘。そんなこと……」

「嘘じゃない。君が信じてくれるまで、何度だって言うから。それでも信じられないって言うなら……そうだな、社さんや、多分、琴南さんにもバレてると思うから聞いてみると良い。“敦賀さんって私の事が好きだと思う?”って」

「えッ?」

「二人とも肯定してくれるよ。ついでに、社さんなんて、きっと俺の恥かしい話とか、多分、面白おかしくしてくれる」

「……」

「例え、世界中の誰もが君を拒絶しても、否定しても、俺だけは君を愛し続けるし、必要としている」

 キョーコの暗かった瞳に輝きが戻るのを蓮は見逃さなかった。

「愛してるよ、キョーコ。誰よりも」

 すると、ふにゃっと頬を染め、キョーコが笑った。

 今にも泣き崩れそうな、でも、嬉しそうな顔で。

「……」

「少しは落ち着いた? 落ち着いたら……俺の昔話を聞いてくれる?」

「昔話、ですか?」


 ――ハッとした。


 そうだ、さっき……彼はキョーコと“コーン”としか知らない事実を知っていた。

 それは自分の想像通りの答えなのだろうか?

 期待と不安が混ざった視線で、蓮を見上げた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.09 執筆

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