THE SACRED LOTUS

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Fairy tale〜Episode5-6〜




 押し黙ったままのキョーコを伺いながら、蓮は寂しそうな表情のまま、話を続ける。

「さっき、“敦賀蓮”は虚像だと言ってけれど、今現在はね、“敦賀蓮”も自分の一部だと思えるようになったんだ。そして、認めたくなかった“久遠”の暗部も」

「…………そう、なんですか?」

「それも全部、君のお陰なんだよ」

「わた、し?」

「そう。君がいる。それが俺にとっては、光であり、希望であり、全て未来に繋がるんだ」

「あ、あの……私が、どうして……? 何か、しましたか?」


 ――何か、敦賀さんに特別なことってしたかしら?

 出会ってから、否、再会してからのこの一年ほどを反芻してみる。

 ――だが、これと言って、私が敦賀さんに特別に何かしたことはない……わよね?

 どちらかと言えば、私の方が敦賀さんにして貰ってばかりだと……思うのだけど……?


 キョーコは不思議そうに蓮を見つめると、蓮はにこやかに笑った。

「君と再会してから、俺はね、変わったよ。人間として、役者として、成長していると自負できるほどに」

「えっと……」

「俺は再び、君に恋をした」


 ――でも、再び、俺は君に出会ってしまった。

 出会ってしまったんだよ、俺たちは。


 ――これを“奇跡”と“運命”と、言わず、何を“奇跡”と“運命”と、言うのだろう?

 そう思わない? キョーコちゃん。


「こ、恋ですか? 敦賀さんが? え? ワ、ワタクシ、ゴトキニ?」

「……ごときって……どうして、君は自分を必要以上に卑下するのだろうね?」


 ――本当に、不破が憎いよ。


 そう蓮は暗い声で呟いた。

「べ、つに、卑下など……本当のことですし」

「…………そのことについては、また後で話し合おうか。まだ、俺の懺悔は終わってないしね」

 ――懺悔。

 その言葉の意味の重さに、キョーコは悲しみを覚えた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.16 執筆
 2011.06.24 加筆修正

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