THE SACRED LOTUS

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忘却の彼方へ・4




 プリンセス・ローザを手にした尚は、忌々しげに見つめると、鼻で笑う。

「……これ、お前の私物なんだって? でも、お前にこんな高価な石が買える訳ねぇよな。アイツから貰ったのか? どうなんだよ?」

「何を言って……」

「こんなモノッ!!」

 そう言って、プリセンス・ローザを引きちぎろうとする尚に、キョーコは青褪めた。

 だが、千織が咄嗟に尚の腕に絡みつくようにして、阻止する。

「……貴方、最低ねッ! 確かにこのネックレスは京子さんのお手製の私物よ? でも、撮影の、“ナツ”の小道具でもあるのよ!!」

「アンタ、何なんだ!? さっきから邪魔なんだよ」

「邪魔なのは、ショータロー、アンタの方よ」

「バッ、その名前で呼ぶなって言ってんだろ!? キョーコの癖にッ!」

「だったら、放して。私はこれから撮影だって言ってるでしょ?」

「……尚、放してあげなさい。これ以上は……不味いわ」

「……チッ」

 祥子の言葉に、尚は面白くなさそうに舌打ちをする。

 そして、渋々、手を放した。

 少し、掴まれた肩を摩りながら、キョーコは溜息をこぼした。

「ほんっとうに、昔からアンタに関わると碌な事が無いわね」

「ッんだとーーーッ!」

「行きましょう、ユミカ」

「……えぇ」

 まだ、キャンキャンと尚が吠えているが、キョーコも千織もそれを無視して、撮影スタジオへ足早に向う。

「……京子さん」

「…………何でしょう?」

「後で、不破尚との関係、教えてくれるわよね?」

「…………」

「私から首突っ込んだとは言え……ね。教えて、くれるわよね?」

 にっこりと微笑む千織に、キョーコは気圧され、コクコクと頷いた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.05.31 執筆

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