THE SACRED LOTUS

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忘却の彼方へ・5




 ラブミー部の部室で、キョーコと千織は向かい合わせに座っていた。


 ――クッ、何と言う末代までの恥か。

 天宮さんにまでバカショーとの抹消したい黒歴史を知られてしまった。

 一途に想いを寄せて、自分の全てをアイツに捧げてきたことを。

 そして、ゴミ雑巾以下のようにサクッと捨てられ、復讐するために芸能界に入ったことを。


 軽蔑されるかなと思ったキョーコだったが、千織は不思議そうに見ているだけだった。

「でも、私にはわからないわ」

「えッ?」

「だから、京子さんの“復讐”って言う意味がよ」

「……?」

「確かにね、私だって同じ境遇にあったら不破を許せないと思うし、復讐したいって考えると思う」


 ――それほど酷い仕打ちをされれば。


 そう千織は続けて、黒い笑みを浮かべた。

「う、うん」

「でも、……私は京子さんが言っている“復讐の在り方”って言うのが、いまいち良く分からないわ」

「どう言うこと?」

 千織の言葉に驚き、キョーコは彼女の顔をマジマジと見つめてしまう。

「京子さんは不破に追いついて見返してやるって言っているけど……どうやって? 京子さんは演技じゃなくて、本当は歌を歌いたいの?」

「え?」

 あまりにも予想外の言葉に驚いた。

「不破尚の不敗神話を京子さんが止めたいとか? 確かに、京子さんが不敗神話を崩したら、不破本人は面白くないだろうし、何より悔しいって思うんじゃないかな? そう言った意味では“復讐”になるだろうけど……京子さんは歌手になりたいの?」

「いいえ。全然、興味がないわ」

「……それじゃ、どんな酷いことされても、やっぱり不破が好きだって言う話?」

「はぁ? 天宮さん、何でそんな話に……」

「京子さんはタレント兼女優で、不破はアーティストでしょ? 同じ芸能人って言ってもジャンルが違えば、それこそ住む世界も違うわ。それでも彼を追いかけるってことは、まだ好きってことじゃないの?」

 違う?と聞かれ、思わず立ち上がってキョーコは叫んだ。

 否、絶叫した。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.01 執筆

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