THE SACRED LOTUS

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君への想い・5




 嬉々として千織は語り出した。

「はい。“役柄と言う生命を吹き込まれれば 何度でも姿を変え生まれ変わる 役者と言う名の不死身の蝶 無色透明な羽を持つ人間”のことを、その人は不死蝶――FAIRY――と呼んでいました。だから、私も、そんな役者になりたいと、もしくは、そんな役者がいるなら、この目にしたいと思っていたんです」

「それがキョーコちゃんなの?」

「はい!!」

「もしかして、君はキョーコちゃんに憧れてラブミー部に?」

「そうです!」

 社の質問に、千織は目を輝かせ、大きく頷いた。

 そんな千織の態度を見て、蓮は大きく息を吐き出した。

 個人的な感情では、天宮千織をキョーコに近づけたくなかった。

 だが、既に天宮千織にはキョーコに対して害するような感情を持ち合わせていないと言う事が分かってしまった。

 しかも、キョーコ自身、今の今まで天宮千織との確執を、親友である琴南奏江に悟らせていなかったと言うことは……少なくとも、この二人の問題は解決済みと言うことなのだろう。

 だから、元々フェミニストな蓮の性格上、これ以上、天宮千織に対して言う事が出来ない。

 でも、キョーコを危険に晒し、怪我を負わせたことに対して不問にも出来なった。

 そして、もう一度、蓮は大きな息を吐いた。

「それで、一つ聞きたいんだけど……君が最上さんにしたことなんだけど……うちの社長は知っているのかな?」

「……はい。正直に話しました」

「そうか……」

 それなら、下手に蓮が手を出すわけには行かないだろう。


 ――何だか面白くない。

 何より、いざと言う時、自分がキョーコの危機に駆けつける事が出来なかったことが悔しく、キョーコが怪我を負った事が哀しかった。


 何より、天宮千織との確執を、“尊敬する先輩”に相談すらしてくれなかった事実に蓮は軽く打ちのめされていた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.17 執筆

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| 君への想い【完】 | 22:22 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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