THE SACRED LOTUS

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君への想い・6




 人知れず落ち込んでいる蓮をよそに、目を輝かせて、天宮千織は最上キョーコについて語り始めた。

「彼女は私の理想なんです。だから、さっきだって余計なことかなって思ったけど……京子さんを洗の……いえ、何でもありません」

 珍しく千織にしては興奮し、余計なことまでしゃべってしまいそうになった。

 キョーコの親友である奏江なら、不破との確執を知っているかもしれない。

 だが、目の前にいる敦賀蓮とマネージャーの社が、どこまでキョーコのプライベートなことを知っているか分からなかったからだ。

「今、何て言ったのかな? 俺の聞き間違いじゃなければ……“洗脳”って聞こえたような気がするんだけど?」

 決して瞳だけは笑っていない蓮の表情に、千織は唇を噛み締める。

「な、何でもありません」

「もう一度、聞くよ? 今、何て言ったのかな?」

「……」

「俺はね、温厚紳士とか、フェミニストとか言われているけど、怒らないわけじゃないし、場合によっては女性に対しても手加減はしないよ?」


 ――特にあの娘が絡んでいる場合はね。


 蓮の声なき声を、奏江も、千織も、社も聞こえたような錯覚を覚えた。

「……ッ!」

 軽い脅しだと笑い飛ばすには相手が悪い。

 千織は唇を噛み締める。

 そして……。

「この話をする前に……琴南さんだけに聞きたい事があるんですけど……」

「……何?」

「ちょっと耳を……」

 そう言って千織は奏江に内緒話をする。


 ――不破尚について何か知ってる?


 そう囁かれた奏江は、眉間に皺を寄せる。

 また、あの男が何かを仕出かしたのかと思うと……一瞬にして、怒りが沸く。


 ――あの男は大事な親友を傷つけてばかりの最低男。


 だが、チラリと奏江は蓮に視線を走らせる。

 そして、覚悟を決めた。

 今以上に、この場が荒れるだろうことを予感して。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.18 執筆

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