THE SACRED LOTUS

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君への想い・8




「とことこん、不破君は子供だね。そう言えば、彼のマネージャーはその場にいなかったの? 確か、女性の……祥子さんとか呼ばれていたような記憶があるんだけど……」

 不思議そうに社が問えば、今度は千織が不愉快そうに顔をゆがめた。

「あの人がマネージャーと言うなら、マネージャー失格ですよ!!」

 思わず叫ぶ千織に、三人は目を丸くした。

「散々、局内の廊下で京子さんを罵倒する不破尚をただ傍観していて、しかもですよ! しかも、散々罵倒していた癖に、京子さんに久し振りに会ったんだから仕事が終わったら食事に行こうとか言い出してッ!」

「……へぇ、そんなことが」

 奏江もまた不快感で声音が変わる。

「でも、京子さんはBOX"R"の撮影後、予定があるからって断ったら、また不破の罵倒が始まって……京子さんじゃ行けないような場所に連れて行ってやるとか……感謝しろとか言って、色々と罵っていました。でも、普通、そんな風に言われても一緒に食事がしたいって思うわけないじゃないですか!?」

「それはそうよね。相変わらず、不破はキョーコを自分の所有物か何かだと思っているみたいね」

「えぇ。しかも、予定があるって言う京子さんに不破は詰め寄って、何の用なんだとか、誰かと一緒なのかって言い出して……その時、肩をつかまれて、軽く痛めたようなんです」

「モーーッ! 本当に酷いヤツ。忌々しいわね」

 そう吐き捨てる奏江に千織は頷く。

「本当に。でも、それも酷いと思いますけど……でも、もっと酷いことをしようとしたんです……京子さんに」

 その瞬間、蓮の、奏江の、社の顔つきと取り巻く空気が変わった。

「ヤツは何をした?」

「“ナツ”のネックレスをご存知ですか? 京子さんお手製の」

「あぁ、プリンセス・ローザ様のことだよね? 一番に見せてもらったから、よく覚えているよ」

 初めて、にっこりと敦賀蓮らしい笑顔で答えた彼に千織は一瞬、たじろいだ。

「…………。えっと……そのプリセンス・ローザ……様は――BOX"R"の特番でも言っていたらしいんですけど――あの石自体、結構、高価な物らしいって。……そのことを不破も知ってたみたいで、誰に貰った!?とか、アイツか!?とか、意味不明なこと喚きだして……そんなこと、不破尚に関係ないのに……」

 ちらりと社と奏江は蓮に視線を走らせた。

 だが、そんな二人の行動に千織は気付かず、グッと唇を噛み締める。

「しかも、あのネックレスは確かに京子さんの私物だけど、“ナツ” の装飾品で、撮影用の備品でもあるんです。それなのに……不破は無理矢理……引きちぎろうとしたんですよ!!」

「なッ!」

「まさかッ!?」

 社と、奏江は驚きの声をあげ、蓮だけは一人無表情を保っていた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.20 執筆

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