THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode1-1~




 カインと雪花としてホテルに戻り、部屋に入った途端、二人は安堵の息を同時に吐いた。

 余りにも行動が同じだったため、二人は思わず、目を見合わせて笑う。

「お疲れさま、最上さん。今日もありがとう」

「いいえ、敦賀さんこそ、お疲れさまです。先にシャワーを浴びてください。その間に、軽く食べられるモノを用意しておきますから」

「でも、先に……」

 先に最上さんがシャワーを使ってと勧めようとしたその時、最上さんの携帯が鳴った。

「……誰だろう? こんな時間に……」

 キョーコは訝しげながら携帯を取り出し、画面を見る。

「……えッ? 社長?」


 ――確か、この番号は敦賀さんに何かあった時用にと、教えられた社長直通のホットライン。


 何か緊急事態でもと慌てて出る。

「……もしもし、最上ですが」

 《最上君か。今、何処で、誰といる?》

 戸惑うキョーコをよそに、珍しく憤っている様子を見せるローリィ。

 そんな彼らしくない態度に困惑と厭な予感が胸に広がった。

「……カインとホテルに戻ってきたばかりです」

 《そうか。実は、先ほど“最上冴菜”の代理人と名乗る弁護士が来てな、どうしても、今すぐ、君と話がしたいと言って聞かないのだよ》


 久し振りに聞いた母の名前に心臓を鷲掴みにされたような衝撃を感じた。

 そして、急激に体温が下がり、口の中が乾いていく。

「……最上さん、大丈夫?」

 キョーコの様子を心配するように蓮が顔を覗きこんできたが、今のキョーコには見えていなかった。

「……ッ! 何の、あの人は、何のお話だと……言ってますか?」

 《……君がいなければ話しは出来ないと、その一点ばりでな。こちらとしても対処に困っている》

「…………は、なし……」

 《そうだ。悪いんだが、今から事務所に……》

「最上さん? 最上さんッ!!」

 真っ青な顔色、ガタガタと震えている身体。

 久し振りに感じる恐怖と圧迫感にキョーコの身体が拒否反応を起こした。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.05.25 執筆

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