THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode6-1~




 蓮はにこやかに笑う。

 さも、良い事を思いついたと言った風に。

「こ、こ、恋人ごっこ、ですか?」

「そう。最上さんが分かり易い言い方をするなら……カインとセツの延長上のような関係かな? でも、二人よりもっと親密にしたような関係だけどね」

「はぁ……」

 全然、蓮の思惑も、言っている本意も分からないキョーコは曖昧な返事しか出来ない。

「でも、どうして、そんなことをする必要があるんですか?」

「君が言ったんじゃないか。俺が君を裏切るって」

「そんなことはッ!」

「でも、突き詰めればそう言う意味だろう? 俺に裏切られたらって思うこと自体が。だから、まずは、キョーコ、君に知らしめてあげようかなと思ってね」

「……知らしめるって、何をですか?」

 まるで捕食者のように笑う蓮にキョーコは本能的な恐怖を感じる。

「うん? 俺の君への依存度と、執着心と、独占欲を……多分ね、君が思っている以上に俺はキョーコに対して固執している」

 そう言って、蓮は晴れやかに笑いながら、冗談とも、本気とも取れるような言い方をする。

 だから、キョーコは判断に迷った。

「俺は君をこれ以上ないくらい甘やかしてあげたい」

「……それは、困ります」

「うん、分かってる。俺に依存したくないんだよね?」

「…………」

「でもね、俺は俺にだけ依存して欲しいと思っているから、俺は君を甘やかすよ。そして、ね、精神的にも、肉体的にも俺から離れられないくらい、徹底的に追い詰めてあげる」

「つ、敦賀さん?」

「二人っきりの時は、久遠が良いな。久遠って呼んで?」

「……ッ! 敦賀さん、そ、それは!!」

「ほら、恋人同士なのに、“敦賀さん”は可笑しいよ?」

「まだ、恋人じゃありません!!」

「うん、“ごっこ”だよね?」

「…………」

「必ず、いつかキョーコには理解してもらう」

「……何をですか?」

「俺には君が、君には俺が必要不可欠であると言う事を。他の誰かじゃダメだということをね」

 そう言って、蓮は艶然と微笑み目を細めた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.21 執筆

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