THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode6-3~




 蓮としてはここが正念場だと感じていた。

 だから、内心、舌舐りをしながら、キョーコの表情、言動に注視している。

「確かに君が俺以外の……特に不破なんて選んだ日には俺は不幸のどん底だろうね。どん底過ぎて、思わず、君を殺して、俺も死ぬかもしれないな。否、絶対そうするな」

「な、何てことを、おっしゃるんですかッ!?」

「……既に君は気が付いていると思ったけどね……B・Jは“久遠・ヒズリ”の一部だよ」

「…………」

「だから、俺はB・Jを演じるのが怖かった。それを見抜いた社長が君を俺につけたんだ。無理を言ってね……君だけが俺を“闇”から守れると、君が居れば、俺は光ある場所に立っていられると踏んでね」

「それは、買い被りだと……」

「まさか!」

 キョーコの言葉を蓮は笑い飛ばす。


 ――社長の判断は正しかった。

 そして、その正しさの証明は既になされてしまった。

 そう、既に何回も。


「真実だよ。実際、俺は君に救われている。Dark Moonの、あのカーチェイスの事故の時、茫然自失だった俺を現世に引き上げたのは他ならぬ君だ。君の声だけが俺に届いた」

 確かに、あの時の蓮は可笑しかったと振り返るキョーコ。


 ――その理由はあの時には分からなかったけど……。


 ちらりとキョーコは蓮を見た。

 それに気が付いた蓮は、困ったように微笑み返しつつ、話を続けた。

「あと、初めて、カインとセツとして行動したあの日のことを覚えている? 買い物に行って君が不穏な輩に絡まれた日のことなんだけど?」

「あの時は……本当に……」

 土下座をする勢いで頭を下げるキョーコを蓮は止めると、苦笑いをこぼした。
 
「別に君が自ら問題を起こしたわけじゃないから、謝る必要はないんだよ? キョーコ」

 だから、君が責任を感じて謝罪などする必要はないと蓮は言い切った。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.23 執筆

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