THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode7-1~




 ――全然、ちっとも分かってないじゃない!!

 そう叫びたいキョーコだったが、一気に残りの気力と体力を持っていかれた気がした。

 蓮の笑顔によって。

「さて、キョーコも疲れているみたいだし、そろそろ休もうか」

「あ、そうですね」

 慌てて時計を見れば、既に日付が変わって、大分、経っていた。

「もう遅い時間だから、今からホテルに戻るのも大変だし……今日は、このまま俺のマンションに泊まるよ?」

「あ、はい。でも……その、着替えが……」

「大丈夫。明日……と言うか、既に今日か。君の着替えはミス・ジェリーに持ってきてもらえるようにしておくから」

「あ、す、すみません」

「と言うことで、一緒にお風呂、入ろうね?」

「………………はぁ?」


 言われた台詞の意味がわからなかった。

 だから、キョーコは頭の中で反芻した。

 何度も、何度も、蓮が言った台詞を。


 そして、全身を羞恥で赤らめ、絶叫した。

 だが、蓮も予想済みだったのだろう。

 咄嗟に両手で耳を塞いでいた。

「つ、つ、敦賀さん! な、な、なんて……は、は、破廉恥なことをーーーーーッ!」

「キョーコ、うちの部屋が防音だからって、そんな大声を張り上げたらダメだよ? 夜中なんだから」

「敦賀さんッ!」

「だから、久遠。言い難いなら蓮でも良いよ?」

「そうじゃなくて! 今、ご自分がおっしゃった意味がわかってらっしゃるんですかッ!?」

「もちろん。俺はキョーコと一緒にお風呂に入りたいんだ」

「は、入りたいんだって……」

「ほら、俺たち、恋人同士なんだから何の問題もないよね?」

「ち、ち、ち……」

「ち?」

「違いますぅッ! 恋人じゃなくて、“恋人ごっこ”ですよね!?」

「あぁ、うん。“ごっこ”ね。“ごっこ”だったね」

 急にキュラキュラと似非紳士な笑顔に変わった蓮に、キョーコは全身の毛を逆立つような感覚を味わった。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.06.30 執筆

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