THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode7-8~




 ――あぁ、私は、今……完全に敦賀さんに陥落したんだ。


 もう何を言っても、どう抵抗しても、キョーコでは蓮に勝てる要素などなかった。

 そう自覚せずにいられなかった。


 ――少なくとも、嫌じゃないと思ったから。

 こうやって、敦賀さんに触れられて、恥かしいけど、心のどこかで嬉しいとも思ってしまった自分がいることに気が付いたから。

 これ以上、自分の心を偽る事が出来ないと実感してしまったから。


 ――もう逃げ道なんてないんだ。


「……久遠・ヒズリさん」

「え?」

 突然、フルネームで呼ばれ、蓮は目を丸くする。

 キョーコを見下ろせば、とても真剣な瞳で蓮を見上げていた。

「今の言葉は……本当ですか?」

「今の言葉?」

「はい。貴方の全てと、永遠の愛を私に捧げてくれるって」

「もちろん。君以外の相手にそんなこと考えたことないし、そもそも出来ないよ。俺にとって今も昔も君だけが特別なんだ」

 その言葉にキョーコはくしゃりと顔を歪め、こぼれそうになる涙を堪える。

「久遠・ヒズリさん」

「ん? 何ですか、最上キョーコさん?」

「……もう認めるしか、ないじゃないですか? そんな風に言われたら……」

「ん? キョーコ?」

「……す、好きです。私だって貴方を、誰よりも……好きで……」

 そう言いながら、キョーコの瞳から一粒の涙が零れ落ちる。

「もう誤魔化す事も、見て見ぬ振りもできないくらいに……私は貴方に惹かれてて……多分、これがそうなんだと思うんです」

「うん」

 ギュッと自分の胸元で拳を握るキョーコを蓮は優しく見つめていた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.07.07 執筆

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