THE SACRED LOTUS

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ダンデライオン・03




 ――何故、こんなことになったんだろう?


 不本意なこの状況に溜息が吐きたくなる。

「それで、話って?」

 とりあえず、ナツの衣装から私服へ着替えると、話しなら目立たない場所で十分だろうと言ったが、その方が返って怪しく思われると魔界人の手下その1に、無理矢理、局内のカフェへ連行されてしまった。

 実に目立つ相手を前に、キョーコとしては腹が立つこと、この上ない。


 ――変な噂や、スキャンダルになったらどうしてくれるの!?


「で? 話って何かしら?」

「……時間がないから単刀直入に言うが、今度出す俺たちの新曲のPVに、君たちに出演して欲しいと思ってる」

「……君たち? たち?」

「あぁ、“ラブミー部”って言ったか? 君が所属しているセクションは」

「…………」

「最初、本当は“京子”だけに依頼をしようと思っていたんだが……“ラブミー部”自体に興味が沸いてね。他にどんなメンバーがいるのかと思って、ちょっと調べてみたら、後の二人も興味深い女優だとわかったんだ」

「……貴方が? 魔界人がじゃなく?」

「あぁ、俺がだ。レイノは今回、関係ない。俺が……直接、こうやって、“京子”に会いに来ている事も知らないよ……多分」

「……あっ、そう……多分ねか。それで?」

「それで、今日、正式なオファーをLMEに打診した。ラブミー部の3人に対して。でも……君が断る可能性が一番高いと思って、だから、事務所から君に話が行く前に、俺の話を聞いて貰いたいと思ったんだ」

「……」

「勿論、俺の話を聞いた後、正式に断ってもらっても構わない。君は……不破のPVに既に出演しているし。契約や、他の規制とか、あとは不破への義理立てとか? 色々と柵があるかもしれないから……まぁ、それ以上に……俺たちとの確執って言うか……あまり良い感情を持ってないだろう?」

「当然ね」

「…………。はっきり言うね。でも、仕方がないか……それで、早速だけど、この企画書を見て欲しい」

 そう言って、ミロクが取り出したファイルに、コンセプトの概要と、未完と思われる絵コンテがいくつか。

「テーマは、生命。君たちには何て言うか、命が宿る瞬間を表現してもらいたいんだ」

「……命が宿る?」

「う~ん……無機質から有機物に変化するような、人形が人間に変わるような、そんな瞬間的なイメージを俺は持って、次の新曲を作っているんだ」

「……へぇ」

 未完の絵コンテから視線を外すことなく、キョーコは話を聞いていた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 次のダンデの更新は7/10 21:00を予定しています。

 天音蓮華
 2011.07.06 執筆

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