THE SACRED LOTUS

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Fairy tale~Episode8-1~




 色々な事がありすぎて、逆に疲れすぎたのだろう。

 なかなか眠りにつけない様子だったキョーコだが、やっと落ち着いたらしく深い眠りへと落ちて行った。

 それを確認した蓮は起こさないように、ゆっくりとベッドから降りると携帯片手にリビングへ向う。

 そして、数コールもしない内に相手は“待ちくたびれたぞ”とニヤニヤとした笑いを隠しもせずにのたまった。

「……社長、貴方って人は」

 《それで、蓮。喰ったのか?》

「なッ!」

 《何だ、最上君を喰わなかったのか? そこまでお前が……へタレだったとはなぁ》

「……社長、いくら貴方でも言って良い事と悪い事がありますよ!! そもそも、彼女は“母親”と言う言葉自体に嫌悪を示すんですよ!? ……だから、その、できるわけ、ないじゃないですか!?」

 《あぁ、そう怒鳴るなって冗談なんだからよ。それに、俺は初めに言ってあっただろうが、“撫でるだけ”なら許すって。正直、今回、お前が手を出したかと思って冷や冷やしてたんだぜ? これでも》

「…………」

 《で、蓮。お前に、いや、お前たちに言いたい事、聞きたい事が山のようにあるから、仕事前に事務所に来い》

「はい。ところで、俺たちが飛び出した後……何か進展などありましたか?」

 《最上君は俺が引取ることに正式に決まったことくらいか、それは事務所に来た時に、最上君本人にも伝える……それにな、これは俺の勘だがちょっと気になる事がある。だから、少し調べさせているところだ。詳しいことは調査結果次第だがな》

「……そう、ですか」

 《それで、最上君は……落ち着いたか? あぁ、下手な事を考えたりしないな?》

 真剣な、そして、珍しく言い難そうな雰囲気で切り出すローリィに、思わず、蓮は背筋を伸ばす。

「えぇ、それは大丈夫です。今は落ち着いています」

 《そうか》

 ほぅーッと安堵の息をついたローリィに、どれだけ心配させていたのかと思い、申し訳なく思った。

 だが、蓮としても、今、この時間しか連絡できなかったのだ。

 キョーコが完全に寝付くまで、側を離れられなかった。

「あと問題と言うか、報告なんですが……キョ、いえ、最上さんと正式にお付き合いすることになりました」

 思わず、“キョーコ”と言い間違えそうになった蓮にローリィはクツクツと笑う。

 それに対して、蓮はバツが悪そうな表情になる。

 《……随分と進展したじゃねぇか。ヘタレの癖に。しかも、“キョーコ”とはなぁ》

「…………」

 《まぁ、良い。全部、ひっくるめて事務所に来た時に話そうか。お前ももう休め》

「はい。それでは失礼します」

 そう言って、蓮は携帯を切ると、すぐさま心配しているだろう社へと電話をかけた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.07.11 執筆

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