THE SACRED LOTUS

CP二次創作小説サイトです。 BLは含まれません。

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

Fairy tale~Episode8-2~




 朝、突然の悲鳴で蓮は起こされた。

「……おはよう、キョーコ。朝から元気だね?」

 そう言って、蓮は欠伸をかみ殺し、クスクスと笑う。


 ――本当に予想を裏切らないね、君は。


 ワタワタと一人で焦っているキョーコをしばらく蓮は見つめていた。

 すると、ようやく見つめられていたことに気が付いたのか、キョーコは真っ赤な顔で俯き、ボソボソと口を開いた。

「……あ、あの、おはようございます」

「……うん、おはよう。今、何時かな?」

「7時になったところで……」

「そうか、そろそろ起きようか。今日は仕事前に二人で社長のところへ行くことになってね」

「……あ、はい」

 そう言いながら蓮は身体を起こすと、キョーコをギュッと抱きしめる。

「ふぇ!?」

「キョーコ、愛してるよ。朝一番に君をこうやって抱きしめられて、俺は幸せだ」

 そして、チュッとリップ音がしそうなキスをさり気なく贈る蓮に、キョーコは眩暈を起こしそうになる。


 ――あ、朝から、この人は!?


「本当に、君は可愛いね」

「あ、あの……」

「キョーコからはしてくれないの?」

 蓮は拗ねた様子を見せ、キョーコを戸惑わせる。

「え?」

「だから、おはようのキ・ス。恋人同士の鉄則でしょ?」

 そう言って、目を細めて笑う蓮にキョーコは怒りなのか、羞恥なのか、全身が真っ赤に染まる。

「つ、敦賀さん!!」

「……呼び方、なかなか直らないね? そうだ、今度からプライベートで二人っきりの時に、“敦賀さん”って呼んだら、ペナルティをつけようか?」

「え?」

「そうでもしなきゃ、キョーコは俺の名前を呼んでくれないでしょ? で?」

「え? で?って???」

「だから、おはようのキスは?」

「ッ!!?」

「してくれないと、今すぐ、押し倒すよ?」


 ――笑顔なのに、目は笑ってないし!!

 敦賀さん、本気だッ!


「つ、謹んで、させていただきます」

 慌てて、キョーコは視線を正すと、瞳を閉じて蓮との距離を縮める。


 ――羞恥で上気した頬、震える瞼、愛らしい唇。


 これがどれ程、淫靡に映るのか、彼女は分かっているのだろうか?


 ――あぁ、出来ることなら、今すぐ押し倒したい。


 ついつい、不埒なことを考えてしまう蓮だったが、グッとそこは堪えた。

 *:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 天音蓮華
 2011.07.13 執筆

 スキビ☆ランキング


 PrevNext
スポンサーサイト
web拍手 by FC2

| Fairy tale | 21:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。